Nursing roseのトリートメント講座を受講された方が、それぞれの職場でアロマトリートメントをケアとして用いてくださっています。
少しずつだけど、ここ福山市や近隣でアロマケアが患者さまのもとに届いているのを嬉しく思います。
先日卒業生の方が報告を下さったのは。
癌の末期方で、不安からか焦燥感、落ち着かない思いが強い方。
なんだかじっともしていられない感じ、
目を閉じるといろいろ考えてしまって辛い。
寝てしまえば考えないで済むけど、ずっと寝るわけにもいかない。
辛い。
そんな中、ご家族がさすってあげているそう。
患者さまにとって、心地よいそうです。
これがケアという原点だと思うのです。
卒業生の看護師さん、少しでも和らぐ、安らぐことができる看護ケアとしてアロマトリートメントを提案されたそうです。
そして、患者さまは興味を持たれたそうです。
これからアロマトリートメントを試してみる段階ですが
患者さまが少しでも心地よく過ごしていただけるといいなと願っています。
心地よく過ごせるために、アロマオイルのブレンドを提案させてもらいます。
ちょっとでも気持ちの安らぐものを
ちょっとでもこころのざわざわが落ち着くものを
アロマセラピー、アロマトリートメントを
看護や介護のケアに導入するのは難しいと聞くことも多いです。
大きく取り組もうと思うと難しいこともありますが、
「今できること」
「その方にとって必要なこと、必要なケア」
ととらえると身近に取り入れることができます。
だって普段の看護、介護のケアで手を当てて差し上げることは
普通にありますものね。
アロマを使っても、そのケアの+αなだけだと思います。
優しさいっぱいのアロマケア、届くといいな。