卒業生さんのアロマケア活動の報告です♪
今回は訪問看護で働かれている生徒さんの報告です。
まず最初の患者さまは神経難病の患者さまAさま。
元々活動的にされてた方だけど、病気になって10年以上ベッドでの生活。
進行性の原疾患に加えて、大きな褥瘡があったり、下肢のしびれ、痛みが強い、その他いろいろと症状がおありです。
その方との関りからご紹介します。
Aさまはとにかく足が痛くて痛くてと夜間オンコールがあることがあります。
痛みってなかなか痛み止めだけで済む問題じゃないんですね。
痛みは精神的なものも含めてかいろいろなことが合わさってます。
だから 本当に薬じゃどうにもならなくて、 人に触ってもらって話を聞いてもらえるだけで落ち着いたり、痛みがその時だけでもどこかにすっと飛んで行ったりして、その後も皆さん夜よく眠れるって言ってくれます。
そういったところが本当アロマの力だなーって思います。
Bさは歩行可能で認知症がおありで、特に介護をしてくれる娘さんが不在の夜間帯に転倒することがしばしばありました。
ケガが絶えないのですが、どうやった父を少しでも落ち着かせられるのか?
という娘さんからの相談から関りが始まりました。
この時はまだ訪問し始めて間もない頃で、ご家族との信頼関係ができていなかった時期だったので、いきなり肌につけるのはどうかなと思い、とりあえず香りから試してみようと。
帰り際に常に持ってるオレンジスウィートとラベンダー精油をティッシュに垂らして、メディカルアロマっていうのがあってねという
娘さんにとても喜ばれました!
これなら私にも出来る!っていうとこから娘さんも大変興味を持たれたんですよ♡
またBさまは本当に誤嚥多くて、痰がらみも多くて、痰に効く精油
と、ご家族の方が自ら調べられて、積極的にアロマを活用していかれました。
Bさまは一時期は余命一週間と宣告されてたんですけど、今では全く吸引もしなくてもいいぐらい、不思議なぐらい穏やかに過
その他はターミナル期の方によく使ってます。
余命一週間以内と先生から言われた方を、ご家庭で看取るって本当大変な事なんですよね。
いろんな症例見てきましたけど、ご家族一丸となって同じ方向
日本人って、ほんとスキンシップをしない人種なので、家族でもあまり触らないんですよね、普段から。
なので、もうこれ以上医学では何もすることがないっていう
ご家族がここまで一生懸命ご本人に寄り添って看てこられたか
最期はご家族の温もりとか感じさせてあげたらどうかなっていう
そこでアロマの力を借りたりしてます。
これで最後にご家族とのスキンシップ、肌と肌のふれ
香りも良いし、私達もこういう道具がなかったら手を握ったりするの
訪問看護って、ご自宅で看取りをされる方の訪問って、
ほぼご家族のケアが8割って言ってもいいぐらいなんです。
そこにアロマの力って本当に素晴らしいなって感じてます。
素敵な関りをされてますね♡
アロマは治療をするものではないですが、
関わること、触れ合うことに役立つ優しい手段なんですよね。
卒業された方が、
こんな優しい関わりが広がってくれることを願っています。
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