卒業生さんのアロマケア活動の紹介 その2

こんにちは。ナーシングローズです
ナーシングローズの卒業生さんが、ご自身の職場でアロマトリートメントを導入された事例をご紹介します!

今回は病院で働く、看護師のK様にお話しをうかがいました。
 
まず最初に、K様が勤めていた病院でアロマを導入した方法をご紹介。
K様がアロマを導入する前に、同じ病院の作業療法士さんがナーシングローズで学んでくれました。
その作業療法士さんが、アロマセラピーを導入するにあたって、ドクターに掛け合って導入してくれていました。
(今度は作業療法士さんにそのことをインタビューして、みなさんに紹介できたらな♡)
 
K様は、ナードアロマテラピー協会のアロマアドバイザーの資格を取得され、
ナーシングローズのハンドトリートメント、フットトリートメントの講座も受講してくださいました。
 
 

 
そしてその後、職場の看護部長やスタッフに施術していかれました。
周りにこんな事ができるよって言うアピールを兼ねてされていたとのこと。

ナーシングローズの講座では、練習を兼ねて症例をとってもらいます。
その時に、患者さまや高齢者の方だけでなく、同じ職場の方への施術することは、
アピールやアロマトリートメントを体感してもらう機会になるので良い方法だと思います。

それからK様は、患者さまにアロマトリートメントをすることを、主治医に許可を取って、
患者さんへ施術していかれました。
 
そして、乳がんで腕がパンパンになっている方や、ターミナル(終末期)で寝たきりになってしまった方、
線維筋痛症で痛みがある方、認知症で不穏の方、不眠で寝れない方など、様々な方に施術されていました。
 
 
 
そしてK様の活動の中でのお言葉。
中でも喜ばれたのは、亡くなった後にエンゼルケアの一貫で行った事でした。
いつも、ハンド、フットトリートメントをさせて頂いていた患者さんでした。
亡くなった後に家族に了承を得ると「是非してほしい」と言われ、家族の方とお話をしながらさせて頂きました。
亡くなられた方の保湿目的もあり、また、家族へのグリーフケアに繋がり、とても良い経験になりました!
とのことです。

アロマトリートメントって、ただ気持ちいい、心地よいというだけではなくって
ご家族とのつながりや、連続した時間を過ごす、ケアすることに役立つツールだと思うのです。
 
そしてK様の小さな活動も続けていると、徐々にアロマセラピーが周りにも広まり、
ドクターからは、「アロマできる看護師さんがおるよ。」と患者さんに紹介していただけるまでになりました。
またナースの間でも、自分はアロマトリートメントが出来ないけど、足浴や手浴は出来ると、ケアの輪が広まっていきました。
 
アロマがきっかけで、患者の思い、家族の思いが聞けたり、スタッフ間のコミニュケーションに繋がったりと、
とても良いことばかりでした!

とアロマの輪と笑顔の輪が広がったことを教えてくださいました♡

アロマセラピーを看護や介護のケアで活用できることは、
なんとなく世の中に伝わってきています。
でも、実際に導入するとなると悩んでいる方は多いように思います。

でも、K様のように1歩1歩進めていくことで活動は広がっていきます。
 
K様はお引越しなどで職場は変わられたので、
「今はなかなかアロマの活動は出来ていませんが、これから徐々に、アロマを再開できればと思っています!」
とのこと。

きっとK様は、新たな職場でもアロマセラピーを広めてくださると思います。
そしたらさらに、笑顔の輪が広がりますね♡

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