大変なことになってる広島・岡山
なにか、なんとか、少しでも・・・
そんな思いで、Nursing roseで三原市本郷へ、ボランティアに行ってきました。
こじんまりした避難所だけど、そこも床上浸水して大変な所。
まだまだ手が回ってない印象でした。
思いつくままですが、ボランティアの様子をお伝えしたいと思います。
Nursing roseメンバーは、医療・介護職なのでシフト勤務で日程が合わず
2人の看護師メンバーで参加しました。
Nursing roseでの参加だからって、アロマトリートメントをするだけでは済まない、まだまだ混沌とした現場。
医療面も関わったけど、荷物運び、掃除、片付けなど目の前のことをこなしていく感じでした。
看護師なので、医療面についても担当。
何かあった時どうするか?
市の職員さんに確認すると、よっぽどだと救急搬送、いつかハッキリしないけど、医師や保健師さんが時に?巡回してくれると。
でも、どう対応するか?
どういう流れで連絡するか?
決まっていないようなので、大まかではあるけれど
申し送りや、メディカルチェックを受けたほうがいい方が分かるように流れを作ってみた。
持病があったり、薬をもらいに受診に行くのも大変な方もおられ、
気になることがいっぱいでした。
打ち合わせ、相談中↑
今日関わった方で気になったのは、
・日焼けをとおりこして、火傷になっている
・便秘 非日常でいつものようには出ない。仮設トイレでは落ち着かない
下剤を内服して便意があっても、仮設トイレにすぐにはいけない
・熱中症
こういう時こそ重要な口腔ケア。
歯ブラシがないし水がないから、震災にあってから、歯磨きをしてないって言われる方も。
そして、多くの方が歯磨きができていなかった。
避難所には歯ブラシ、マウスウォッシュの支援物資はあったけど、それだけじゃ歯磨きできないからしてないと。
だから、紙コップ、水も一緒にお渡しできるようにしたり、マウスウォッシュも紙コップに小分けができるようにセッティング。
合間をみてアロマトリートメントも。
今の現状では、できる時に、できるところで。
こちらはお昼ご飯を食べに戻った方で、ハンドや座位で背中などを行いました。
荷物を運んだり、作業で肩や腰が痛い、疲れておられる。
日中は動ける方は作業をしているので、夕方帰ってきた方にも施術。
かなり高齢の方以外、70代くらいの方も戦力として自宅の作業をされてて
体中がお疲れになっておられる。
ハンドトリートメントより、背中、腰、下肢の方を希望されることが多かったです。
アロマトリートメントは、疲労した体には喜ばれました。
数人の方がいることろで行ったので、口腔ケアや、部分的な保清、水分の取り方、口腔ケアについてなどもお伝え出来たのは良かったかなと思うところ。
トリートメントで関わると、距離が近くなるのでお話ししやすく、また聞きやすくなるのもいいところじゃないかなと思ったのでした。
(保健指導的なことに耳を傾けてもらい易い関係になるのかなって)
トリートメントの後には、自宅の2階近くまで水が上がってきたこと、
車で避難してて間一髪逃げられたこと、身内が亡くなられたことなどお話ししてくださいました。
悪い夢であって欲しいような現状だけど、たった一週間前の話し。。。
「力を合わせて頑張っていかんとね」って一生懸命されてる。
でも辛い、辛すぎる現状。
今後は、継続的に心のケアが必要です。
Nursing roseとしても、続けて関わっていきたいと思うのです。
トリートメントオイルは、ラームナチュレルさんに提供して頂きました。
ラームナチュレル主催の茂野さんにご相談したら、協力できることがあったらと
オイルを提供してくださいました。
何かできたら・・・という思いは同じです。
ありがとうございました♡
こちらのほのぼの写真は、90代のおばあちゃんと一緒におにぎりを握ってるところ。
明るくふるまわれることもあるけど、辛い体験をしたことも話されました。
1日だけでもへとへとと感じたけど、私たちはいつもの現状に戻れる。
当たり前がありがたい。
でも被災された方は、今、毎日へとへとに疲れて、きっと今後の不安、心配もあると思う。
私たちにできることは小さな力だけど、これからも関わっていきたいと思うのです。