受講生さん、患者さま、ご家族さまに施術をしてくださってます。
素敵な感想を頂きましたので、ご紹介します。
Dさん、Eさんは神経難病の方で、ご家族は長期間在宅介護をされています。
長期間の在宅介護は大変の一言で言い表せるものではないくらい、大変です。
受講生さんは、ご家族の奥さまにも目を向けて関わってくださってます。
まずお一人目は、Dさんの奥さんへの関わりです。
施術を始めて片手は何も話されず、手の力も抜けて静かな感じでした。
片手終了時「あなたから風が吹いて来るようだった」と言われました。
もう片手の時は、アロマの事など話しながらしました。
奥さんは野菜を作ったりされるのが好きなので、「やっぱり自然に触れるっていいわねー」と言われました。
そして「手の平を触られて痛い所は、自分の体が助けてって言ってるんだね。痛み止めとか飲んでるけど、自分の体にもっと優しくしてあげないといけないね」と言われました。
奥さんは、ほんとに夫の為、人のために自分の体を酷使してまで動かれてる人だから、少しでも自分の身体の声が奥さんに届いて良かったと感じました。
ほんとに施術させてもらうひとりひとりで、相手も自分も感じる事が違うなぁ、と実感しました。
2回目にDさんの奥さんに施術された時。
この時奥さんは体調を崩したDさんの介護で疲れ切ってて、ベッドで横になって施術したところ、秒で入眠されました。
ほんとに疲れてるんだと思います。
家族ケアと思ってはいても、なかなか直接的にはできないから、施術がいい口実になってます。と。
Dさんの奥さんの感想、素敵だと思いませんか。
「あなたから風が吹いてくるようだった」って。
介護してると煮詰まるというか、孤独というか、身も心も硬くなることも多いと思うのです。
そんなところに、ハンドトリートメントでまさに風穴をあけたって感じですね。
介護が100%楽になるようなアプローチはできないけど(そんな魔法みたいなことできないし)、そばに一緒にいる、気にかけてる、できることを一緒にするよって気持ちが患者さま、家族に対してのケアになるんじゃないかなと思っています。
アロマハンドトリートメントで関わることは、それが形として伝わりやすいように思います。
お次はEさんと奥さんに施術された時の感想です。
奥さんに声かける時、どうかなーって思ったけど、「してして〜」って感じでした。
終わってからは「人にこんな風に手を触ってもらった事なんてどんだけぶりだろ」って言われてました。
ほんとにコロナもあって、人との距離や接触に凄く過敏になってしまってるけど、やっぱり触れる事っていいんだなって思いました。
Eさんの奥さん、主におひとりで介護を頑張っておられます。
おひとりだと不安なことも多いと思います。
受講生さんは普段の看護の中で、奥さんの心配事をその都度アドバイスや具体的な解決策で対応されてます。
でも漠然とした不安には、手に触れて、肌に触れて関わるのがほっとするんじゃないかな。
私の予想では奥さんお二人は、ご主人にハンドトリートメントをしてあげるようになるんやないかな。
そのことで奥さんが感じた心地よさ、安心感を届けることができるから。
日頃介護の中で、清潔ケアや医療的ケアなど熱心にされているけど、心地よいことはそれとはまた違う関わりだと思います。
お互いが良い気分でいられるから。
そしたら、介護をされてる奥さまの自信にもつながらないかな。繋がって欲しいな。それが安心感にもつながって欲しいな。
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