豪雨災害で甚大な被害を受けた、広島県三原市本郷町船木地区で、
Nursing roseメンバーとボランティアに行ってきました。
Nursing roseは、被災初期の7月から船木でのボランティア活動に関わっています。
早いもので、災害から4か月が来ようとしています。
今回は船木地域支援センター主催の「第2回 元気をだそうかい」での活動。
災害直後から船木の避難所で関わった方々が、気になっていました。
同じ地域で活動は、その時に関わった方ともお会いできるかな、
微力ながらも、復興に向けて伴走できるかなとの思いで関わっています。
そして、今回の元気を出そうかいでは、避難所で出会った多くの方々と
再会することができました!
思わず声をかけに駆け寄りました。
まだまだ大変な状況なようですが、でも前を向いて頑張っている。
そんなお声を聞いて少し安堵もしました。
ハンドトリートメントをメインに活動した中で、
今も大変な状況、でも頑張っていること
体調の事、学校のことなどお話しすることができました。
少しでもホッとして頂けたり、リラックスができたらと思うのです。
1回目の元気を出そうかいでお会いした方ともお会いし、これからもつながりを持てたらと思ったのでした。
船木支援センターを運営されてる船木地域活性委員会の方、
遊ぼうかいぷらすの方など、主に地域の方が柱に活動されています。
そのせいか、人とのつながり、お互いへの心使い、柔軟な対応・関わりを
肌で感じることができます。
会を重ねるごと(まだ2回目ですが…)、ボランティアの方同士でも
情報交換や今日やる活動についての動き方もスムースでした。
被災者の方とのつながりだけでなく、ボランティア同士のつながりも
広げて、繋げていく必要があるとも感じました。
そんな皆さまと、これからも微力ながらも支援活動に携わっていきたいと思います。
震災4か月が過ぎ、ニーズも変わってきています。
もちろん日常生活を送るための、家具などの物資もまだまだ必要。
気持ちの面では、片付けなどに専念していたのが、業者でのリフォームに移りゆき
ぽっかりと心に穴が開く。
頑張りの限界がやってくる。
この元気を出そうかいでも、住人の方々が再会の場となっていますが、
これからは、さらに地域に戻る、コミュニティの再建などが必要です。
これから船木支援センターでも、サロンのような活動も始まりそうです。
今回の活動中も、体調の事を話される方もしばしばおられました。
そんな時、医療的、看護的なことも含めてお伝えするする機会もありました。
そこは、Nursing roseの強みでもありますし、
今後活動する中で、専門性を活かしていけれるのではないかと思います。
まだまだ復興に向けては時間がかかると思います。
Nursing roseも、じっくりと関わって、寄り添っていきたいと思います。