アロマセラピーが看護ケアに役立つこと

因島医師会病院様からのご依頼で、緩和ケア研修として「アロマセラピーが看護ケアに役立つこと」についてお話しさせて頂きました。

緩和ケアの領域は、私が職場のクリニックの患者さまに関わっていることもあり
実践を含めてお話ししやすい分野でもありました。
でも、緩和ケアでなくても看護ケア、介護ケアとして役立つことはたくさん
あります。

「看護」

この看護という字の意味を見てみると…
看=手で見る
護=守る 助ける 庇う

看護の原点って、その方に寄り添い、手当をし助ける
医療処置をすることも現実的に必要だけど、
看護師として経験を積んで思うことは、看護の原点はここにあるようにより強く思います。

そして、アロマトリートメントって、まさに手で触れて守り助けることではないかと思うのです。

そして、アロマセラピーはトータルペインすべてに関わることができるのではないかと思います。

その他には、精油自体の作用や看取りやグリーフケアについてもお話しさせて頂きました。
ハンドトリートメントのデモンストレーションとプチ体験で
心地よさもほんの少しですが体感していただけました。

勤務の後の研修でしたがたくさんの方が参加してくださり、
興味を持って聞いてくださり嬉しい時間となりました。

少しずつでも、看護の世界にケアとしてのアロマセラピーが広がるといいな。